2014年2月23日日曜日

石巻と仙台で

こんばんは、橋本です。
東北の旅の後編を綴っていきますよ~!

2月19日には中井と別れ、
喜多と合流して、二人で東北の旅を続けました。

2月20、21日は予定が詰まりきっていなかったのですが、
ぶっつけ本番ながら非常に濃い旅となりました。

まずは20日。

朝は石巻市にある「ヤフー石巻復興ベース」へ。
復興支援事業に取り組んでおられるこのオフィスには
誰でもやってきて仕事ができるオープンスペースがあり、
とっても居心地の良い空間が広がっていました。

私たちは、yahoo!の職員さんから
東北おすすめの場所をたくさん教えていただきましたよ♪




「ヤフー石巻復興ベース」に関してはこちら→
http://blogs.yahoo.co.jp/yj_pr_blog/23189532.html



おすすめしていただいてやってきたのはここ、
蛤浜にある「はまぐり堂」。


















小さな集落が津波の被害に遭い、残ったのはたった三世帯。
地元の方々が協力して、残った民家を改装して創られたカフェだそう。





































おばあちゃんのお家に遊びに来たような落ち着く空間で、
優しい味のランチをいただきました。

はまぐり堂のhpはこちら→
http://hamagurihama.com/cafe/



はまぐり堂を出て、「女川病院」へ。
ここは、18日に三陸工房の斉藤さんに連れてきてもらった場所でした。
喜多は来ていなかったので、もう一度この場所へ。

女川病院は標高16メートルの高さにありますが、
震災時は病院1階の高さまで津波が襲ってきたそうです。

これは病院の駐車場から撮った写真。
ここまで波が来ていたと聞いてもピンときませんでした。



鉄筋コンクリートの建物が横に倒れています。
この景色を見て、ただただ呆然としていました。



















心を落ち着かせて、
三陸工房の斉藤さんの屋台へ。

宮城県の大崎市にある「バリューザホテル」の駐車場で
12月から屋台で食品販売を始められたとのこと。
始めてまもなくして三陸工房ファンができたそうです。さすが!


こちらは穴子丼。ほっかほか!
特性のたれと柔らかい穴子の相性は抜群です。
看板娘の喜多(笑) お客さんを呼び込んでいました。






































次から次へと「ほれ、食べてみい」とごちそうしてくださる斉藤さん。
「うめえだろ」とにっこり。
おいしくて、うれしくて。

このおいしさをたくさんの方に広めたいと、
改めてINTI RAYMIの仕事をがんばろうと気を引き締めたのでした。

この後、斉藤さんのお家へお邪魔し、
斉藤さんのごちそうとおいしい日本酒をいただきながら
ゆっくりお話をしました。
遠慮なくお酒をいただいた橋本は、
飲み友達に認定していただきました(笑)
ごちそうさまでした。

・・・・・・・・・

21日

午前中は石巻を散策。

「みんなのとしょかん」

「みんなのとしょかん」 プロジェクトは、被災した地域などに図書館を設置する活動だそう。
ちょこっと立ち読みしてきましたよ。

「みんなの図書館」について
詳しくはこちら→
http://www.mintosho.org/about

石巻復興マルシェの「石巻うまいもん屋」

東北と言えば海の幸!
豪華すぎる海鮮丼。
その名の通り「うまい」!!
東北に来たらぜひ海鮮丼を食べてくださいね。
「石巻市子どもセンター」

先月オープンしたばかりの子どもセンター。
地元の子どもたちやご家族が集って、ゆったりとすごされていました。透明感のある木製の建物は、子どもたちが意見を出し合ってかたちになったそう。
子ども中心の「子どもセンター」。
子どもたちの施設の理想のかたちだと思います。






午後は車を走らせて仙台へ。
「みんなのとしょかん」に置いてあった「復興応援手作り商品カタログ」を
偶然手にとって、仙台市の仮設住宅を訪れました。

仮設住宅で暮らしている方々が一つひとつ、
丁寧にカードケースやブックカバーなどを手作りされています。



売り上げは、製作者の方々に渡る他、
仮設住宅の集会所の運営費に使われるそうです。

私は初めて知ったのですが、仙台市は七夕が有名だそうで、
七夕で使われた短冊を丁寧にリメイクして作られた商品もありました。
それぞれ模様がとても綺麗です。

私は模様に一目惚れしてカードケースを購入したのですが、
見た目だけでなく、
名刺が折れないように芯が入っているというすぐれものでした。
明日からカバンに入れて持ち歩きたいと思います。

「復興の商品だから、かわいそうだからっていう理由で買ってほしくない」
商品を売ってくださった方は、そうおっしゃいました。
だからこそ、使い手の立場に立って、
丁寧に丁寧に、作り上げるのだそうです。

私も丁寧に、大切に扱おうと思いました。

東北の方々とお話していて何度も会話に出てきたのは、
「復興という言葉では、やっていけなくなってきた」ということです。

震災から3年近く経ち、被災地のことを
ニュースで報道されることが少なくなりました。

現地に足を運ぶと、
がれきが撤去されただけの更地が広がっていたり、
たくさんの仮設住宅が並んでいる風景があります。

「手を動かしていないと今でも悲しくなる」という声も聞きました。

報道がほとんどされなくなった今でも、
まだまだ解決していないのです。

解決なんてないのかもしれません。

東北の至るところに「がんばろう東北」というスローガンが残っていました。
今もなお「がんばる」べきなのでしょうか。
「がんばろう」という言葉は、
がんばり続けている人や、がんばれない人にとって
ときに重たすぎる言葉ではないかと感じます。

今大切なのは「つながること」ではないかと、私は思うのです。

「つながろう日本」
そんな言葉があふれたら素敵ではないかと。

東北に行ってみる、東北のものを買う。
知ったことやものを周りの人に伝える・・・

さまざまな繋がり方があります。

INTI RAYMIが東北と繋がるきっかけになれば、
これほど嬉しいことはありません。


2014年2月19日水曜日

石巻と気仙沼へ


こんにちは、中井です。
突然ですが、私2月18日と19日東北へ行ってきました。
今帰りの夜行バスの中です。このバスにはWi-Fiが完備されているんですね。でもMacには対応していませんでした(泣)

そんなことは置いといて、、、
まず18日についてです。

安全第一ドライバーのゆっちゅと石巻に行ってきました。この日は2つの団体さんとお話させていただきました。
まずは、当団体のサイトにも出店していただいている三陸工房さん!
代表の斉藤さんにインタビューさせていただきました。
たくさんお話したので、言いたいことはたくさんあるのですが、一言で感想を言うならば、男前!!!です。
詳しくはサイトのリニューアル後の三陸工房さんのページをご覧になって下さい♪

 



斉藤さん、貴重な商品をたくさん味見させてくださり、ありがとうございました。
また会いたいです。

そしてこの後、いしのまきカフェにお邪魔し、カレーをいただきました。



このカレー、実は石巻の高校生がプロデュースしたものなんです!
私は料理が得意ではないので、ぜひ作り方を教えていただきたいものです(笑)

さんまのキーマカレーと鯛のスープカレーです。
お魚の風味が効いており、体に良さそうな印象を受けました。
おみやげにレトルトの方も買ってきました^^

そんな感じで1日目はあっという間に終わりました。

続いて19日。
この日からニラちゃんが合流です。
気仙沼のともしびプロジェクトのキャンドル工房にお邪魔いたしました。
手作りで一つひとつキャンドルが作られている穏やかな雰囲気の中で、代表の杉浦さんのお話を聞かせていただきました。



この方は、感じるままに生きるということをまさに実践されていらっしゃいました。
言葉ではうまく表すことができませんが、こちらも続きはリニューアル後のページで(^^)



余談ですが、杉浦さんご夫妻の結婚記念日とINTI RAYMIの誕生日が同じ日だということが本日発覚しました!!!
いつか合同でお祝いさせていただきたいです。笑

そんなこんなで気がついたら日が暮れて、私の宮城訪問は終わりました。
ゆっちゅ、長時間運転ありがとう!

さて、今回わたしは震災後初めて東北を訪れました。といっても2日しか滞在しておりませんが…。
思うことはたくさんありましたが、ここに書くことは1つだけにしておきます。

人と会って話すことは本当に素敵なことです。私は誰かと会ってお話させていただく度にそれを実感します。
お会いする前にインターネットなど何かしらの媒体を介してその方のことを知ろうとしますが、あまりうまくいきません。実際に会ってみて、表情や話し方からの方が、その方にしかない個性に気づくことができる気がします。私はこの瞬間が大好きです。
だから出会いって素敵なんだと思います。

これからもこんな風にたくさんの方と繋がっていきたいです。

ゆっちゅとニラちゃんは21日まで東北にいるので、次回の更新は彼女たちに託します。
お楽しみに~


三陸工房

ともしびプロジェクト



2014年2月4日火曜日

ワン・ワールド・フェスティバル

お久しぶりです。
初めてブログを更新します、INTI RAYMIの中井です。

さて、本日は2月1日と2日の2日間参加したワン・ワールド・フェスティバルについて書こうと思います。
その名の通り、お祭りです。
ではどんなお祭りなのかといいますと、国際協力のお祭りです。
誰もが知っているような大きな団体から学生団体まで、国際協力に関連する団体さんがブースを出して商品を販売したり、団体の活動内容の説明を行っています。外では世界中の美味しい料理が販売されていました!
わたしはタコスを食べましたー!!

INTI RAYMIのブースでは、ホームページ上でもおなじみのPunchi-Lamaiさんキリンの夢さんFAITH IN YOUさんの商品を販売させていただきました。
ブースは、ゆっちゅこと橋本さんがレイアウトしてくれたんです\(^o^)/

左からキリンの夢さん、Punchi-Lamaiさん、FAITH IN YOUさんという順で商品が並んでおります。
女性を中心に様々な年齢層のお客さんが見に来てくれました。



2日間スタッフが交代でブースのところにいたのですが、本当にたくさんの方々にINTI RAYMIを知っていただけて良かったと思います。(ありきたりな表現ですみません…。)

私が個人的に感じたことですが、「おもしろいことしてますね。頑張って下さい!」と言ってもらえるとここのメンバーで良かったなと思います。まだまだ未熟者ですが、こんな風に言ってくださる人たちがいることを糧に走り続けていきたいと思う次第でございます。

ワン・ワールド・フェスティバル、本当に素敵なイベントでした。参加団体さんもブースを見に来てくださる方々も、皆さんとってもキラキラした笑顔でした!

特に出店団体さんからはたくさん刺激をもらいました。国際協力の道で活動することは容易なことではないと思います。お金、時間、文化の違いなどきっと様々な問題があるのに、私がお話した方々からは強い意志が伝わってきました。だからこそ、あんなにも楽しそうに自分たちの活動について自信を持って語ることができるんだろうな、としみじみと思っていました。

改めて、出会いの大切さを実感しました。
ここで得たものを今後のINTI RAYMIの活動に活かし、皆さんにちょっとしたわくわく感
を届けたいと思います。
商品を購入してくださった方々、ブースを訪問してくださった方々、ワン・ワールド・フェスティバル関係者の皆様、ありがとうございました。




次回出店イベントはハッピーアースデイ大阪です!!!
3月22~23日開催
こちらもお楽しみに^^

ワン・ワールド・フェスティバル出店団体さまです。
気になる団体・商品があれば、ぜひサイトに行ってみて下さい。

Punchi-Lamai

キリンの夢

FAITH IN YOU



INTI RAYMI