2013年11月25日月曜日

フィリピン台風被害情報〜現地からの声〜


INTIRAYMIでは、フィリピンの支援をしている団体さんも多く出店しています。
そんな中、フィリピンの台風被害に対してなにかできることはないかと考えた結果、フィリピン支援に関する情報をFacebookやブログで発信していくことにしました!

今回はフィリピンで現地ボランティアをしてきた方からの声を紹介します。

今年9月に神戸大学を卒業し、フィリピンのセブに留学中のみんちょさんからです!
貴重な、現地で直接得た情報や写真です。

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こんにちは。セブに留学中のみんちょです。

私は11月15日、台風30号(ヨランダ)の被害を受けたセブ北部の町、ボゴに行きました。




(セブ北部、ボゴ市の手前(南)の道中)


ボゴの人々は主にバナナやマンゴーを栽培して生計を立てているのですが、台風により農園は全滅、現在は仕事がないそうです。

この町では63%の家が大きな被害を受け、無傷だった家はわずかに9.5%でした(多くの家は木でできています)。

また、彼らの避難先に指定されていた小学校も被害を受けたため、避難所として機能していませんでした。




(ボゴ市の小学校の校舎)

家を失った人は今、野外で生活をしています。
電気もほとんど通っておらず、全世帯が使えるまで2カ月はかかるだろうと言っていました。
水や食料は不定期に届いていたのですが、充分ではありません。

彼らの不安事項は3つ。
食べ物、家、学校です。

ボゴより北のダーン・バンタヤンという町では、教科書やノートが飛ばされ、しばらくは授業が出来ないかもしれないそうです。

今回の台風に関して、1番被害の大きかったレイテ島に注目が集まっている一方で、セブの北部や、隣のバンタヤン島などでも多くの被害が出ています。

セブでは11月16日現在、72名の方の死亡が確認されています。

この事実を1人でも多くの方に知っていて欲しいと思います。


(ボゴの住民さんたちと一緒に)


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以上、INTIRAYMIメンバーの先輩でもあるみんちょさん、ご提供ありがとうございました!

フィリピンでは甚大な被害があるにもかかわらず、日本ではこのような情報を手に入れる機会があまり多いとは言えません。
留学から帰ってきたら、また色々な話を聞かせてほしいですね。

今後は日本でフィリピン支援募金を行う学生の声や、信頼できる情報等をあつめていきたいと思います!


Facebookでも発信していきますので、よろしくお願いします。

INTIRAYMI 好きから始まる支援
http://inti-raymi.net/worldbazaar/

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